警察庁が2015年1月15日に発表したところによると、2014年の全国の自殺者数は2万5374人にとどまり、前年(2013年)に比べて7.0%減少した。自殺者数の減少は5年連続で、水準でみれば1997年(自殺者数は2万4391人)以来17年ぶりの低さである。一般的な傾向として、自殺者数の増減は国内の経済状況から強い影響を受ける。不景気になって企業の倒産・リストラが増え、雇用・所得環境が悪化すると、少し時間をおいて自殺者数が増加