帝国データバンクが実施した賃金動向に関する企業の意識調査によると、2011年度に正社員の賃金改善がある(見込み)と回答した企業が前年度より増加したことが分かった。金融危機後の業績悪化から回復しつつある企業は、人材確保を目的に賃金改善に向かっているもようだ。2011年度の企業の賃金動向について聞いたところ、正社員の賃金改善(ベースアップ、賞与・一時金の引き上げ)が「ある(見込み)」と回答した企業は37.5%