米国労働省が発表した雇用統計(季節調整済み)によると、1月の米国失業率(軍人除く)は9.0%で、前月から0.4ポイント改善した。失業率の改善は2カ月連続で、2009年4月(8.9%)以来の水準まで低下した。一方、景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数(季節調整済み)は前月に比べて3万6000人増で、前月の増加幅(12万1000人増)を大きく下回った。民間部門の雇用者数は前月比5万人増、政府部門は同1万4000人減となった