厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、2010年の1人当たり月平均の現金給与額が4年ぶりに増加したことが分かった。調査開始以来最大の減少となった2009年に比べると、残業の増加で所定外給与が伸びたものの依然として低水準となっている。2010年の1人当たり月平均の現金給与額は31万7092円で、前年に比べて0.5%増加した。所定外給与は前年に比べて9.1%増加の1万8186円。1人当たり月平