近年の労働行政の最大の変化は、従来の労働規制緩和路線から一転、規制強化の動きに転じたことだ。それを象徴するのが民主党政権の誕生である。そして早くも製造業派遣の禁止や登録型派遣の見直しを含む論議が労働政策審議会で始まっている。(編集委員溝上憲文、日本人材ニュースレポート【2009年12月1日号】より)もう一つは、ホワイトカラーエグゼンプションの導入をめぐる審議で浮上した月60時間超の時間外労