YouTubeチャンネル「黒字社長の絶対つぶれない経営学」が、「【経営者必見】赤字経営を自力で抜け出す方法。お金がある社長ほど実践しています。」と題した動画を公開した。動画では、市ノ澤翔氏が、多くの企業が陥りがちな自転車操業の実態と、そこから抜け出すための具体的な財務思考について解説している。本動画は2021年に公開されたコンテンツだが、解説されている「赤字経営から自力で抜け出すための財務思考」は現在も変わらず重要なノウハウである。

市ノ澤氏はまず、自転車操業を「借金を借金で返している状態」と明確に定義する。多くの経営者が日々の経費を支払うための運転資金として借金をしていると思い込んでいるが、実際には利益が出ていないため、赤字補填や借金返済の穴埋めとして新たな借金を重ねているケースが多いという。この状態を放置すれば、「いずれ新規融資が出なくなる」と警告。さらに、資金繰りの悪化によって経営者が正常な判断を失い、「悪徳業者に狙われる」危険性も指摘し、最終的には倒産や自己破産といった最悪の事態を招くと警鐘を鳴らした。

では、この負のスパイラルから自力で抜け出すにはどうすればよいのか。市ノ澤氏は、返済期間が短すぎるなどの間違った借り方を正す「適正資金調達」の必要性を挙げた。さらに、倒産を防ぐための必須要件として「資金繰り表作成」を強く推奨する。決算書や試算表が読めない状態では「話にならない」と断じ、自社のキャッシュフローを正確に把握することの重要性を説いた。

また、「入りを増やして出を減らす」という基本原則にも触れ、特に「出を減らすほうが即効性がある」と解説。本当に資金ショートの危機にある場合は、金融機関や仕入先に事前に誠意を持って相談し、一時的に返済や支払いを猶予してもらうなどの止血策が不可欠だと語った。

動画の終盤で市ノ澤氏は、倒産を防ぐためには「徹底的に数字を見れる経営者になれ」と視聴者に力強く語りかけた。どんぶり勘定から脱却し、正しい財務の知識と資金繰り表をもとに自社の状況を客観視することこそが、赤字経営を立て直し、会社を存続させるための最大の防御策であると言えよう。

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中小企業の財務の強化や業績アップを支援し、会社に潤沢に資金が残る強く潰れない会社へと成長させる手法を確立し、多くの中小企業をサポートしている。 【著書】 頭がいい社長は“会社のお金”のココしか見ない 90日で手残りを増やす「武器としての簿記」 ▶︎お仕事の依頼はこちら free@libertad.fun