YouTubeチャンネル「【世界経済情報】モハPチャンネル」が、「【アフリカ】水不足ケニアでマイクロソフトがデータセンター建設計画!ケニアの水問題は深刻化するか!」と題した動画を公開した。動画では、マイクロソフトがケニアで進めるデータセンター建設計画を取り上げ、AI開発競争の裏側で懸念される水資源や地域社会への深刻な影響について解説している。

今、世界中でAIのデータセンター建設が進む中、大量の水や電力を消費することによる生態系や地域社会への影響が懸念されている。動画では、アフリカのIT先進国でありながら、慢性的な水・電力不足に悩まされるケニアの状況に着目した。

マイクロソフトはUAEの企業などと組み、ケニアのナイバシャ湖周辺にデータセンターを建設する計画を発表している。ナイバシャ湖近郊にはオルカリア地熱発電所があり、クリーンなエネルギーと水資源を確保できる点が建設の魅力とみられている。しかし、ケニアは国土の8割近くが乾燥地帯であり、近年は干ばつによる被害が増え水不足が深刻化している。動画内では、過去にも湖周辺で取水量が増加した結果、著しく水位が低下し、近隣の花農家が撤退を余儀なくされた事例が紹介された。

さらに、水不足は単なる農業への打撃にとどまらず、仕事を失った人々がテロ組織に勧誘されるなど、治安の悪化にも影響を与えている。このような厳しい状況下でのデータセンター建設に対し、恩恵を受ける人たちもおり、IT競争力維持のためには「投資は必要だ」という意見がある一方で、地域の生態系や産業がダメージを受ければ「逆効果になる可能性もある」と指摘されている。

動画の最後では、現在のAI開発競争は資金だけでなく、水やエネルギー、土地を含めた資源が「どれだけ賄えるかが重要な要素になっている」と結論付けた。資源が不足しがちなアフリカにおいて、データセンター開発がどのように進んでいくのか、ケニアの動向に注目が集まる。

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