脳科学者の茂木健一郎氏が自身のYouTubeチャンネルで「#中尾清一郎 佐賀新聞社長に聞く、高市首相の政権運営について。」を公開した。動画には佐賀新聞の中尾清一郎社長が出演し、金利上昇に伴う国民生活への影響や、国による若者への経済的支援のあり方について鋭い指摘を行った。

中尾氏は、直近のニュースに触れ、「高市政権の支持率が変化している」と切り出した。さらに、止まらない円安や利上げ圧力をめぐって市場の意見が分断している現状を指摘。金利の上昇により「住宅ローンの長期のローン、あれって本当、消費マインドがものすごく冷えるじゃないですか」と、国民の生活に及ぼす深刻な影響に懸念を示した。

今後の政権への要望を問われると、中尾氏は「国際情勢がこれだけ混沌としているので、日本だけが合理的な振る舞いをしたからといって、良い結果につながらない」と、グローバル社会における政治の難しさに理解を示した。その上で、「臨機応変に手を打ってもらいたいんですけど、金利が上がる事によって困る人たちに、真っ先に手当てをしてほしい」と具体的な対応を求めた。

中でも中尾氏が強く問題視したのが、奨学金の制度である。金利上昇が奨学金の返済に連動する可能性に触れ、「奨学金にそもそも金利をつけるってどういう了見ですか」と怒りを露わにした。「こういうのが日本のいやらしい貧しさだと思うんですよ。バカな金使うくせに、奨学金の利息取るって」と、国の姿勢を痛烈に批判した。

最後に中尾氏は、これからの未来を担う若者たちへの負担を減らすためにも、真っ先に奨学金などの手当てをすべきだと改めて強調。茂木氏も中尾氏の熱を帯びた訴えに「そうですね」と応じ、政治に対して早急な対応を求める形で議論は締めくくられた。

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