「発電菌」を利用した燃料電池について説明する東京農工大の松村圭祐特任助教=9月、愛媛県八幡浜市四国電力と東京農工大が連携し、土壌内の微生物を利用した燃料電池の実証実験を進めている。「発電菌」と呼ばれる微生物が有機物を分解する際に電子を放出する性質を生かした。電源のない場所でも半永久的かつ安価に発電できる可能性がある。農業現場で使われるセンサーなどの電源としての活用を目指し、季節や天候が発電量に与