世界気象機関(WMO)によりますと、温室効果ガスの中で最も影響の大きい二酸化炭素などの2023年の世界平均濃度が、いずれも観測史上最高を更新したことが分かりました。化石燃料の消費が増え、森林破壊などが進み、二酸化炭素などは観測以来39年連続で増え続けています。気象庁は「災害を減らすためにも、より一層削減する努力が必要だ」としています。