インフラは経済効果の他に「副作用」も中国政府は景気刺激策としてインフラ建設を進めてきた。中国は発展がアンバランスのため、インフラ格差が存在し、政府は内陸部でのインフラ整備を目指し、一定の経済効果が得られ、中国経済のけん引役となった。景気刺激策としてのインフラ整備で有名なのは、2008年の世界金融危機の影響を受けた不況から脱するための4兆元の大規模公共投資だ。経済悪化を受け、当時の胡錦濤指導部は景気刺激