ペットブームが続くなかで、犬や猫の遺伝性疾患が問題になっている。朝日新聞の太田匡彦記者は「ブームになった犬種や猫種ほど遺伝性疾患になるリスクは高まる。一部の大手ペットショップチェーンは十分な対策を行っているが、中小規模の事業者は管理に手が回らず疾患リスクの高い個体を販売してしまっている」という――。(第2回)※本稿は、太田匡彦『猫を救うのは誰か』(朝日文庫)の一部を再編集したものです。写真=iStock.