「DeNA5−6阪神」(21日、横浜スタジアム)夢と希望をつなぐ一撃だった。阪神・佐藤輝明内野手(25)が延長十回、右翼席中段への決勝15号ソロ。ドジャース・大谷ばりの確信弾にスタンドは沸き、首位・巨人が敗れたことで再び2ゲーム差に迫った。22日からは甲子園での直接対決2連戦となる天王山。超満員のファンを味方につけ、2連勝だけを目指す。誇らしげに突き上げたバットが、雌雄を決する合図となった。