セーブ制度導入50年〜プロ野球ブルペン史鹿取義隆が語る球界屈指のリリーバーとなった軌跡(前編)1978年、巨人入団1年目の角盈男は60試合に登板し、先発は6試合だった。その6試合のうちの1試合を、明治大4年生の鹿取義隆が見ていた。東京六大学のリーグ戦でエースの高橋三千丈とともに活躍した鹿取だが、プロ入りは考えていなかったという。では後年、ともに巨人リリーフ陣を支える角の投球を、当時はどう見ていたのか。鹿