大阪府八尾市のし尿処理業務を行う環境施設課の職員2人が、労働組合への寄付金名目で同僚から金を脅し取った問題を巡り、市は12日、ともに同課技能長の兄(59)と弟(56)を懲戒免職処分とした。監督責任が不十分だったとして上司の元理事(63)は停職1か月とした。市によると2人は、定年退職する職員に、退職手当から市現業労働組合環境衛生支部に寄付する名目で金銭を要求。職員12人から計約630万円を脅し取