連載怪物・江川卓伝〜大矢明彦が解説する脅威の投球メカニズム(後編)前編:「大矢明彦が明かす江川卓の投球フォームの秘密」はこちら>>1967年にドラフト7位で駒澤大からヤクルトアトムズに入団した大矢明彦は、ルーキーイヤーの5月末からマスクを被り、レギュラーの座をつかんだ。ちょうどその時期は巨人のV9後期に差しかかる頃で、ジャイアンツは王貞治、長嶋茂雄の"ON"を中心に戦力が整っていた。その一方でヤクルトは