◆西武2―1日本ハム(31日、ベルーナドーム)まさに起死回生の一発だった。1点を追う8回2死三塁、代打で打席に入った西武の栗山巧が初球の高めの速球を振り抜くと打球は高々と上がり、右翼席最前列に吸い込まれた。「高く上がったので何とか(柵を)越えてくれと思った」。逆転の今季1号2ラン。自身通算6本目の代打弾に本拠地は大歓声に包まれた。8月30日の敗戦でCS進出の可能性が完全に消えた。その中でも栗山は「上位チー