「注文に時間がかかるカフェ」と呼ばれるカフェがある。吃音を抱える若者たちが全国を移動しながら営業する、期間限定のカフェだ。これまで、27都道府県で展開してきた。発起人は、奥村安莉沙さん。彼女はなぜこの業態を選んだのか。同じく吃音当事者でありスタッフとして参加経験のある赤石征悦さん、沙南さんへの取材を通して、滑らかに言葉のでない若者たちが「接客」をするまでに迫った。【画像】自身も吃音の症状に苦悩してき