作新学院の小針崇宏タイプか、仙台育英の須江航タイプか。背格好がどことなく似ているから、つい甲子園優勝監督たちと比べてしまう。93年ぶりにチームをベスト8へと導いた大社の指揮官・石飛文太監督には小針監督や須江監督が登場した時のような、高校野球の新しい監督像を感じずにはいられなかった。「自分たちがやってきたこと、仲間を信じて、しっかりブレずにやっていこうと。本当に仲間を思って、一人ひとりが行動する野球