大都市圏の通勤電車は、JR各社ごとに様々な個性を持っていますが、国鉄時代は「どこでも同じ」車両が見られました。懐かしい「国鉄標準形」電車、それはそれで個性があったのです。通勤形電車は日本中で「ほぼ103系」だった東京と大阪の中心部を環状運転するJR東日本の山手線と、JR西日本の大阪環状線には、それぞれE235系通勤形電車と323系通勤形電車が使用されています。前者は片側4扉車両、一方の後者は3扉車両と、車体の外観