【島田明宏(作家)=コラム『熱視点』】 史上初めてJRAを挟んで地方に復帰する小牧太騎手が、先週の日曜日、JRAのラストライドを勝利で飾った。鹿児島出身の彼にとって地元とも言える小倉で、一昨年の10月2日以来658日ぶりの勝利となるJRA通算911勝目をマークした。地方競馬に縁のある矢作芳人調教師が管理する12番人気のモズアカボスを勝利に導き、単勝5780円という高配当をファンにプレゼントした。 ドラマチックな旅