勤務地によって地域手当に格差があることは、裁判官の在任中は報酬が減額されないなどと定めた憲法に違反するとして、津地裁の竹内浩史・部総括判事(61)が2日、減額分約238万円の支払いを国に求める訴えを名古屋地裁に起こした。現職裁判官が国を提訴するのは極めて異例。「津市6%」と掲げ、名古屋地裁に入る原告の竹内浩史・津地裁部総括判事(左から3人目)ら=2024年7月2日午後3時28分、名古屋市中区、高橋俊成撮影国家