NHK大河ドラマ「光る君へ」第26回は「いけにえの姫」。藤原道長の娘・彰子(見上愛)の入内に関する事が描かれました。長保元年(999)2月9日、道長とその妻・倫子の間に生まれた娘(彰子)は、着裳(女子の成人式)の儀を迎えます。まだ12歳の少女でしたが、彰子は「成人」したのです。同年9月には、彰子の入内(皇后・中宮・女御となる女性が宮中に入ること)に向けた動きが見られますが、それは道長の焦りの現れだったかもし