「何のために勉強するか」は子どもによってさまざまです。「将来やりたいこと」のために勉強するというのも、大切な動機の一つでしょう。 しかし、ここに気になるデータがあります。東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所が共同で行った調査では、特に小・中学生で、志望校に進むことや、将来なりたい職業につくことを「勉強する理由」に挙げる割合が、ここ数年減少傾向にあることが明らかになりました(図1)。