平安神宮(写真: lc_trail / PIXTA)今年の大河ドラマ『光る君へ』は、紫式部が主人公。主役を吉高由里子さんが務めています。今回は道長や娘の彰子、その子供の敦成親王(後の後一条天皇)が呪われた、ある事件を紹介します。著者フォローをすると、連載の新しい記事が公開されたときにお知らせメールが届きます。1008年は、藤原道長にとって、人生でいちばん幸せだった年かもしれません。その年の9月に娘の彰子が、待望の一条天