「講師の立場を利用し、被害者に警戒心がないのをいいことに撮影を繰り返した。被害者の性的自由を侵害する極めて危険度の高い犯行だ」裁判官は、教え子12人を盗撮したとされる男の行動を厳しく批判した。3月26日、東京地裁(鎌倉正和裁判官)は性的姿態撮影処罰法違反(撮影)などの罪に問われている森崇翔被告(25)へ懲役2年、保護観察つき執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。森被告は大手中学受験塾「四谷大塚」の元講師。