超有名私大のエリートが…教え子盗撮の「四谷大塚」元講師「お尻ペンペンです」被害女児への驚愕言動

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「講師の立場を利用し、被害者に警戒心がないのをいいことに撮影を繰り返した。被害者の性的自由を侵害する極めて危険度の高い犯行だ」

裁判官は、教え子12人を盗撮したとされる男の行動を厳しく批判した。

3月26日、東京地裁(鎌倉正和裁判官)は性的姿態撮影処罰法違反(撮影)などの罪に問われている森崇翔被告(25)へ懲役2年、保護観察つき執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。森被告は大手中学受験塾「四谷大塚」の元講師。教える側の立場を悪用し、教室などで女児たちの下着を盗撮したとされる。

「森被告は’23年3月から8月にかけ、スマートフォンで教え子の女児12人の下着を撮影したとされます。さらに塾の個人情報データベースから被害にあった女児らの住所や氏名、盗撮画像などを知り合いのグループチャットへ送ったそうです。一方で裁判所は森被告に前科がないことを考慮。性依存症の治療を受けていることなどから保護観察つき執行猶予としました」(全国紙司法担当記者)

『FRIDAYデジタル』は昨年8月23日配信の記事で、森被告の犯した盗撮事件について詳報している。再録して、犯行手口と複数の女児が被害にあったトラブルの概要を振り返りたい(内容は一部修正しています)ーー。

「裸でお尻ペンペンです」

「指導をします」

授業のない日に、男は保護者にこう伝えて女子生徒を呼び出していた。教室に来た女児の下着が見えるように体育座りさせ、胸のポケットに入れたスマートフォンで盗撮。わいせつな発言を強要したという。

昨年8月19日に警視庁少年育成課が東京都迷惑防止条例違反と強要の疑いで逮捕したのが、四谷大塚の元講師・森被告だ。森被告は、勤務する都内の校舎で小学生の女児(当時9)を盗撮するなどしたという。警察の調べに対し「性的欲求を満たすためにやった。脅したり危害を加えるつもりはなかった」と、容疑を一部否認していた。

「逮捕容疑となった事件は5月に起きました。教室内で『勉強しないとお仕置きをする』などと女児に言い下着が見えるような姿勢を床でとらせ、次のようなわいせつ発言をするように強要したといわれます。『頑張らないとお仕置きをされます』『裸でお尻ペンペンです』と。

森被告は盗撮した動画などを、SNSのグループチャットに投稿。逮捕直後は『(撮影は)自分で楽しむため』と供述していましたが、その後『盗撮は投稿が目的だった。チャットのメンバーは自分で選んだ』と話しているそうです」(全国紙社会部記者)

女児の母親がSNSに自分の娘の名前や住所、動画などがさらされているのを知り、8月4日に警視庁へ相談。警察からの連絡を受けた四谷大塚は、10日に森被告を懲戒解雇した。四谷大塚はホームページに謝罪文を掲載。〈講師やスタッフはスマートフォンなどの写真・動画が撮影可能な機器類の教室内への持ち込みを厳禁〉などの対策を発表する。

逮捕された森容疑者とは、どんな人物なのだろうか。

「都内の高校から超有名私立大学へ進学したエリートです。社員として四谷大塚へ入社したのは’22年4月。普段は物静かで、話しかけても言葉数が少なく大人しい印象だったとか。

警察の調べに対し、森被告は『別の教え子の女児も盗撮した』と説明しているそうです。実際、森被告のスマホからは複数の女児のわいせつな動画や画像が見つかっている。警察は余罪があるとみて、捜査を進めていました」(同前)

自らの欲望を抑えきれず、教え子の気持ちを踏みにじった森被告。いくら反省しても、被害にあった女児たちの心の傷は完全には癒えないだろう。