直腸がんの手術は近年、術後の生活の質(QOL)が重視されています。人工肛門(ストーマ)設置が一般的だった頃とは違い、肛門温存術が主流になっているためです。 術式が変化してきた現在においても後遺症や合併症のリスクは大きな関心で、特に排便障害は生活の質に大きくかかわってきます。 そこで、本記事では直腸がんの術後後遺症や手術に伴う合併症、改善の可能性、対処法などについて詳しく解説します。≫「大腸がん