東京では中学受験の本番を迎えている。中学受験をするということは、遊びたい盛りに勉強に時間を割き、多額の費用をかけることを意味する。私立中学には、それに見合った教育効果があるのか。『残酷すぎる幸せとお金の経済学』(プレジデント社)が話題の拓殖大学教授、佐藤一磨さんは「中学受験を通じて優秀な子どもたちが私立校に集まっているだけであり、その教育効果が過大に見積もられていることも考えうる。私立中高一貫校に