2024年の大河ドラマは「紫式部」が主人公。宮中で働きながら、文才と鋭い感性を活かして『源氏物語』を書き上げていく姿を描くということで、男性主人公が続いた昨今の流れからすると新鮮な作品になりそうです。しかし、いったい稀代の大作家「紫式部」とはどんな人だったのでしょうか?ここでは、今年11月に出版される「紫式部は今日も憂鬱令和言葉で読む『紫式部日記』」(文筆家・堀越英美訳、京都先端科学大学教授・山本淳子