「気づいたら高層マンションの最上階の外階段に立っていて…」無自覚のうちに自傷する人たちに共通する“幼少期のある経験” 丸山由佳子さん(35歳・仮名)は自殺を企てたことがありながら、当の本人にその記憶がまったくない「解離性障害」を患っていたが、その背景には母親から受けていた壮絶な虐待があった。その歪んだ親子関係の実状とは? 植原亮太氏の『ルポ 虐待サバイバー』より一部を抜粋、再構成して