河井克行元法務大臣の実刑が確定した「参院選大規模買収事件」の捜査をめぐり、東京地検特捜部の検事らが供述を誘導していたという報道を受けて、日弁連(小林元治会長)は8月2日、検察を強く批判するとともに、裁判所に対しても違法な捜査による証拠を排除するなど、その役割を果たすよう求める会長声明を出した。●裁判所にも「役割」果たすよう求めるこの問題は、2019年の参院選をめぐる大規模買収事件について、東京地検特捜部