演劇界のハラスメント撲滅に取り組んできた馬奈木厳太郎弁護士が、業界の重鎮である立場を利用し、意に反する性行為をさせたとして、依頼人だった女性から今年3月に訴えられた。この提訴に先立って、馬奈木弁護士はハラスメントがあったことを認める謝罪文を公表した。その中で馬奈木弁護士は、原告女性も自分に好意を寄せていると思い込むなど、自身に「認知の歪み」があったと述べている。圧倒的な「権力の差」のある関係の中で