【▲ 赤外線で捉えられた天の川銀河中心付近のHII領域「いて座B1」(Credit: ESO/Nogueras-Lara et al.)】こちらは「いて座」の方向、天の川銀河の中心付近にあるHII(エイチツー)領域「いて座B1」(Sagittarius B1、略してSgr B1)を赤外線の波長で捉えた画像です。HII領域とは、若い星の紫外線によって電離した水素ガスが赤い光を放っている領域のこと。ガスや塵を材料に新たな星が形成される星形成の現場であることから、HII