4月施行の改正高年齢者雇用安定法では、企業側に70歳までの就業機会を確保することを努力義務として定めている。巷では65歳までの定年延長に対応を急ぐ企業が多い中、さらにその後も働き続けられる環境を用意しなくてはならない。YKKグループは4月から、国内事業会社を対象に正社員の定年制を廃止した。本人が希望すれば、制度上は、会社が求める成果が伴う限りは何歳でも正社員として働き続けられるようになった。従業員の「老後