子どもの貧困が社会問題となるにつれ、注目が集まる『教育格差』。一般に、親の経済状況が学歴に影響して、将来の選択肢を狭めるリスクが指摘されている。この記事のすべての写真を見る特定NPO法人『若者就職支援協会』の代表・黒沢一樹さん(38)は、進路多様校─かつて教育困難校と呼ばれた高校などでキャリア支援を行っている。黒沢さんは、定時制高校を「日本の縮図」と話す。特に都内の定時制高校は多国籍の生徒たち、