苦闘制し「節目の年」の甲子園へ・鹿児島実雨による順延で大会が長引き、7月4日の開会式から丸3週間経ってようやく決勝戦を迎えた。台風12号の影響も懸念されたが、球場は快晴。灼熱の太陽が照りつけ、いかにも夏の決勝戦らしい雰囲気の中での頂上対決だった。決勝戦のカードは鹿児島実―鹿児島城西。どちらも県下では名の知れた強豪校であり、高校サッカーではお馴染みの顔合わせだが、夏の野球の決勝戦で対戦するのは意外に