日大鶴ヶ丘、勝負の7回に一気に逆転秋、春と東京の高校野球を取材している者にとって、夏の日大鶴ヶ丘はサプライズが多い。今年も例外ではなかった。主将が、昨年の甲子園を経験した西田 賢太に代わり、背番号10の若生 裕太になったこと、そして西田の打順も、不動の4番から1番打者に変わったことである。これまで西田の負担が大き過ぎたということだろう。前の試合が日大三の5回コールドで終わり、この試合が始まるまで、1時