ACミランのFWロナウド(31)の負傷が、母国ブラジルで波紋を呼んでいる。ブラジルサッカー協会でドーピング検査を担当するベルナルディーノ・サンティがロナウドの負傷にドーピングが影響していることを明かした。

 ブラジル紙“Folha”のインタビューに応じたベルナルディーノは「ロナウドが幾度となくフィジカルに問題を抱えるようになったのは、1994年にオランダのPSVに移籍したことが原因だ。PSVの内部事情に詳しい私の同僚が『弱かったロナウドの筋肉強化がPSVで行なわれた』と明かしている。その結果、ロナウドの筋肉はキャパシティを超えるほど著しく成長してしまった。この話は既に報道されていることだ。10年前のヨーロッパではドーピング検査はあまり実施されていなかった。ドーピングを行なえば、急速にクォリティ、力がアップするが、後になって必ず体が悲鳴をあげることになる」と語った。

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