川田利明「プロレスラーは目立つため、人と違ったことをするべき」
東京・世田谷区に、ラーメン店「麺ジャラスK」を個人で開業させてから10年が経過。その途中で「本を出しませんか」とのオファーを何度も受ける度に、全て断ってきたそうだが、「プロレス本ではなく、ビジネス本という企画と聞いて、乗り気になった」と明かした。
本のタイトルは、50文字を超える長いものに決まった。「プロレスラーは目立つため、人と違ったことをするべき。なので、プロレスラーがプロレス本を出しても、特別な感じはしない。この本は、そこまでのビジネス本じゃないかもしれないが、小さな商売に関わったということで、世の中で一番多いと思うサラリーマンに向けて、分かって欲しい内容を記した」と著書を出すキッカケも併せて説明した。
サラリーマンに向けて"分かって欲しい"という点、掘り下げて聞いてみると「成功談よりも、失敗談の方が価値があると思っている。リスクを負ってまで(新しい道に)チャレンジするかどうか。脱サラしたい人が多いと耳にする。何度も言うけど、リスクを負う必要はないと思う」と伝えたい部分を繰り返した。
ラーメン屋の主人になった現在の生活。全日本プロレス四天王として活躍した頃を懐かしむのではなく、昔も今も"時間に追われる毎日"を話題にした。
「レスラーの頃、特に新弟子のときは雑用ばかりやらされていて、いつも、靴の紐を結びきれない夢ばかり見ていた。先輩に気を遣うから、いつもトイレでレスリングシューズの紐を結んでいたからだ。そんな自分の性格だから、今になっても『あーっ、開店までにスープの仕込みが終わんない』と口ずさむ夢ばっかり見る」と苦笑い。変わらぬ"夢の特徴"を話していた。

