怒涛の猛チャージで首位に迫ったミケルソン!最終日で逆転なるか?(Photo by Ezra Shaw/Getty Images)

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<マスターズ 3日目◇11日◇オーガスタナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>
 2015年の米国男子メジャー「マスターズ」も3日目を終了し、いよいよ残すは18ホールとなった。トータル16アンダーまでスコアを伸ばしたジョーダン・スピース(米国)が首位を快走しているが、後続も続々とムーブアップ。ジャスティン・ローズ(イングランド)が4打差の2位。そして、そのローズの1打差の3位に浮上したのがこの日“67”で回ったフィル・ミケルソン(米国)だ。

 過去3度の優勝(2004年、2006年、2010年)を誇りオーガスタとは相性のいいミケルソン。その過去スタッツを見ると突出しているのがパー5でのスコアリングだ。ラウンド数の違いこそあれどタイガー・ウッズ(米国)がパー5で通算138アンダーなのに対し、ミケルソンは173アンダー。特にアーメンコーナーの13番だけで通算66アンダーも稼いでいる。
 5打のビハインドに「明日はとにかく楽しみたい」と語るミケルソンだが、前半のパー5を上手くスコアリングできれば、4度目のグリーンジャケットへ目の色は変わるはずだ。
【フィル・ミケルソンのマスターズ通算データ(84ラウンド)】
優勝:3回(2004、2006、2010)
平均スコア:71.21
ベストスコア:65
ワーストスコア:77
最もスコアを伸ばしているホール:13番(通算-66)
最もスコアを落としているホール:11番(通算+18)
パー3通算スコア:+60
パー4通算スコア:+51
パー5通算スコア:-173
【タイガー・ウッズのマスターズ通算データ(74ラウンド)】
優勝:4回(1997、2001、2002、2005)
平均スコア:70.86
ベストスコア:65
ワーストスコア:77
最もスコアを伸ばしているホール:13番(通算-44)
最もスコアを落としているホール:4番(通算+16)
パー3通算スコア:+25
パー4通算スコア:+29
パー5通算スコア:-138
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