バルセロナで最もチームの“缶詰を開けている”のはFWネイマール

写真拡大

 1日に行われたリーガ・エスパニョーラ第21節のビジャレアル戦で、1−1の同点となるゴールを決め、現在公式戦で3試合連続ゴールと今シーズンは順調に得点を積み重ねているバルセロナ所属のブラジル代表FWネイマール

 リーガではレアル・マドリード所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、バルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに次いで15ゴールを決めており、ネイマールの得点は今のバルセロナに欠かせないものとなっている。それを裏付けるデータを大手メディア『ユーロ・スポーツ』が伝えている。

 スペインでは、先制点を奪うことを「缶詰を開ける」「氷を壊す」という。ネイマールは今シーズン、バルセロナ内で最も「缶詰を開けている」選手だ。つまり、チームの1得点目を1番多く奪っている。

 ネイマールはアスレティック・ビルバオ、レバンテ、グラナダ、アヤックス、レアル・マドリード、アルメリア、エルチェ、アトレティコ・マドリード(リーガと国王杯)、そしてビジャレアル戦の合計10試合でチームの1点目を決めた。そのうち6回は試合の先制点だった。同選手がチームの1点目を決めた10試合のうち、黒星はひとつだけで唯一敗れた対戦相手はレアル・マドリードで、その他の試合は全て勝利している。

 ネイマールの次にバルセロナの1点目を多く決めている選手はメッシで9得点。メッシの9ゴールのうち7点が試合での先制点となっている。そしてスペイン代表DFジェラール・ピケと同代表FWペドロ・ロドリゲスが2得点で続いている。

 ネイマールはもはやバルセロナの攻撃において、メッシと同様に決して欠かすことができない存在であり、そのことは数字でも実証されていた。