エマ・ワトソンがディズニー実写版『美女と野獣』のヒロイン・ベルに!
第64回アカデミー賞の作品賞にノミネートされ、作曲賞、主題歌賞を受賞したディズニーの名作アニメ『美女と野獣』の実写版で、映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で親しまれてきたエマ・ワトソンが主演を務めることがわかった。ディズニーが発表した。
エマが演じるのは、魔法の力で恐ろしい野獣に変えられてしまった男と出会う女性ベル。本作は映画『ザ・マペッツ』のデヴィッド・ホバーマンとトッド・リーバーマンの製作会社Mandeville Filmsがディズニーと共同で製作し、監督には映画『ドリームガールズ』のビル・コンドンが決定している。
エマは自身のFacebookで、「ついにみんなに言うことができるわ……わたし、ディズニーの実写版『美女と野獣』でベルを演じることになったの! あの作品は子供のころからわたしの中で大きな部分を占めていて、『Be Our Guest』に合わせてダンスしたり、『Something There』を歌ったりできるなんて、もう夢のようだわ。6歳の時のわたしの心臓は天井まで飛んでいっちゃいそう。歌のレッスンを始めなきゃね。みんなが(映画を)観てくれるのが待ちきれないわ」とコメントしている。
昨今のディズニーは、映画『アリス・イン・ワンダーランド』や今年公開の『シンデレラ』などのこれまで同社が手掛けてきたアニメ作品の実写化にも力を入れており、『ジャングル・ブック』の実写化作品も現在企画されている。またエマは、ワーナー・ブラザースが製作する「美女と野獣」の実写映画『ビューティー(原題) / Beauty』の主演にもオファーされていたが、同作の製作状況などについては今のところ報じられていない。(細木信宏 / Nobuhiro Hosoki、編集部・井本早紀)