体調不良の韓国代表MFに、クラブで同僚の岡崎「近寄るな(笑)」

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 日本代表は14日、アジアカップ第2戦のイラク代表戦に向けた練習を実施。前日に開催地のブリスベン入りし、当地での初練習。冒頭15分以外は非公開で行われたが、前日に別メニューだった武藤嘉紀も全体練習に合流した。練習後、マインツ所属のFW岡崎慎司が記者団の取材に応えている。

 ハビエル・アギーレ監督が重視しているサイド攻撃について「1つ合えば絶対にチャンスになる」と語りつつも、「ドイツとかでもそうですけど、なかなかクロスでもピンポイントで合うことは少ない」と、点で合わせる難しさを述べた。

 最近はアジアでも身長が高く、体格のいいチームが増えたことで、その難易度はさらに増している。パレスチナ戦を振り返り、「こぼれ球にしっかり詰めていれば、チャンスになることは多かった」としたが「むやみに(クロスに合わせに)入って、こぼれ球に詰める人がいなかった」と、修正点をあげている。

 また、韓国代表も日本代表と同じホテルに宿泊しており、マインツの同僚DFパク・チュホと会ったか訊かれると「あいつとは親友なんで。(ク)ジャチョルもホントに仲がいいし」と、チームメイトとの友情を明かしたが、体調を崩しクウェート戦を欠場したMFク・ジャチョルに対しては「『近寄るな』と言いました(笑)」と付け加えている。

 続けて「ホテルも一緒だし、このタイミングくらいしかないから、ちょっと話しました」と、談笑した様子だが、準決勝以降に対戦する可能性もあり「その頃にはピリピリ感も出ると思うし。今はまだね、予選なんで」と、チームメイトとの対戦に少し心苦しい心情を語った。