PS4やPS Vitaの明と暗!クラウド時代ゲームの落とし穴「ダウンロードや更新ができない!」

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本格的な年末年始休暇のスタートした12月27日。筆者は新しいゲームをしようとPS Vitaでゲームダウンロードをしようとした。

しかしながら、できなかった。

ソニーへの人為的なサイバー攻撃により、一時的とはいえゲームを管理しているサーバーが使えなくなってしまっていたのだ。しばらく不安定な状態が続き、復旧したのは12月30日であった。
その間、ゲームのダウンロードはおろか、コンテンツの更新もできずイライラしてしまった。

●ダウンロード管理は便利だが諸刃の剣
ディスクやカートリッジ、またはカードなどを店頭で購入する今までのゲーム購入とは違い、ゲーム機メーカーのサイトで購入してゲームをダウンロードするシステムは、スマホではごく一般的、そしてXboxやPS4など最新のゲーム機でも一般的になっている。

アカウントさえ合っていれば、購入履歴よりいつでもゲームをダウンロードできる、このシステムはクラウド上に数百本のゲームを管理させることも可能だ。
自宅がゲームパッケージだらけになることもない。

しかしながら、いざ障害が起こってしまうと何もできないのが、このゲームシステム最大の欠点だ。

●ネットワーク障害の復旧は迅速に
スマホでお馴染みのクラウド上で管理してダウンロードして楽しむシステム。iPhoneでのApp Store、AndroidでのGoogle Playがそれにあたる。

同じようにクラウドシステムを採用したソニーのプレイステーション ストアで、サイバー攻撃や障害により定期的に使えなくなってしまうことがあったが、サイバー攻撃を受けた影響で数日間使えなかったことは、近年何回か起きている。

スマホの普及が進み、ゲームの購入はますますオンラインからのダウンロードが増えていくことだろう。今後ダウンロード系のゲームを拡充、オンラインゲームを楽しんで欲しいのであれば、復旧は常に迅速にできるような対策に対応するべきだ。

障害・メンテナンス情報|Sony Entertainment Network


布施 繁樹