2014年12月24日、中国工業情報化部が、2014年11月の通信業務統計データを発表した。
       
  中国携帯電話:3Gから4Gへの世代交代が進む

 報告によると、2014年11月中国の携帯電話利用者数は、差引で437万人増加した。
 1月―11月の累計増加数は5192万人。中国の携帯電話利用者数は、2014年11月末時点で12億8100万人(件)に達している。
 中国携帯電話利用者数の内、3G・4G(第3世代・第4世代)携帯電話利用者数が、5億5700万人を占めている。特に11月、4G携帯電話利用者数は1800万人増加し、7585万人にまで拡大した。

 また2014年1月―11月、中国のブロードバンドインターネット利用件数は、差引1175万件増加し、2億件を突破した。利用件数の内、光ファイバーインターネット利用件数が、6507万件を占めている。
  
  電気通信業務収入が1兆元突破

 2014年1月―11月、中国3大通信会社(中国移動通信・中国聯合通信・中国電信)の電気通信業務量は、2013年同期と比較して18.7%増加し、1619億元(約3兆1290億円)となった。
 1月―11月の電気通信業務総量は、前年同期と比較して15.6%増加し、1兆6453億元(約31兆7930億円)を突破した。

 2014年11月の電気通信業務収入は、2013年同期と同水準の888億元(約1兆7161億円)。
 1月―11月電気通信業務総収入は、前年同期比4.3%増の1兆644億元(約20兆5676億円)に達している。

(China Press 2014:IT)