ハットを達成したメッシがバルセロナ・ダービーの歴代最多得点者に

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 7日に行われたリーガ・エスパニョーラ第14節のエスパニョール戦で、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがハットトリックを達成した。

 メッシはエスパニョールとの“バルセロナ・ダービー”で、公式戦と親善試合を含めバルセロナのユニフォームを着ての通算400、401、402点目を決めた。スペイン紙『アス』は、メッシがまた新たな記録を作ったと伝えている。

 同試合でハットトリックを達成したメッシはバルセロナ対エスパニョールの“バルセロナ・ダービー”で最多得点者となったのだ。これまでの最多得点者は1940−1950年代にバルセロナに所属していた元スペイン代表FWセサル・ロドリゲスだった。彼は“ダービー”を21試合プレーし、11ゴールを決めていたが、ハットトリックを達成したメッシは16試合で通算得点数を12まで伸ばした。

 メッシがリーガでハットトリックを達成したのは、エスパニョール戦で21回目となる。バロンドール最終候補に残っているレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドはリーガで23回のハットトリックを達成。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』はC・ロナウドのハットトリックはPKがあって達成できたものが多いと指摘している。C・ロナウドがPKなしでハットトリックを達成したのは23回のうち8回。メッシは21回のうち18回のハットトリックをPKなしで達成している。またリーガを含めた全ての公式戦でのハットトリックの回数はメッシが29回で、C・ロナウドは27回を記録している。“クラシコ”でC・ロナウドはハットトリックをなし遂げたことはないが、メッシは2度達成している。

 さらに『ムンド・デポルティーボ』紙は、C・ロナウドはリーガで今シーズン23得点を決めているが、そのうちPKからのゴールが7得点で、13得点を挙げているメッシはPKでのゴールはないと伝えている。