ネイマール、バルセロナ移籍前にレアルから200億円超えのオファー

写真拡大

 バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマールの父親ネイマール・ダ・シルバ氏は、レアル・マドリードネイマールと契約するため、サントスに1億5000万ユーロ(約206億円)のオファーを提示していたことを言明した。スペイン紙『マルカ』など、各メディアが伝えている。

 1日にダ・シウヴァ氏は息子の移籍に関しての証人として中央裁判所に出廷。その際に、レアル・マドリードから高額のオファーを受けていたと明言し、それでも同選手がバルセロナへの移籍を希望したことも明かしたと、同紙は伝えている。

 同氏はこの日2時間以上、バルセロナとの契約について弁護し、バルセロナがブラジル人3選手と契約したことで、ブラジルでのスカウティング代として200万ユーロ(約2億7500万円)が払われたことに同調した。またネイマールのバルセロナ移籍で代理人として手数料を数100万ユーロ(約1億3800万円)受け取ったと証言し、移籍に関して租税犯罪と不正取得ががなかったことを証言している。
 
 2013年夏に移籍金5700万ユーロ(当時約74億円)で完了したネイマールの移籍に対して、バルセロナのサンドロ・ロセイ前会長が粉飾決済を行っていたのではないかとソシオがマドリード中央裁判所に訴えを起こし、検察が捜査を進め、裁判での審理が続いていた。