【iPhone 6】いま買うのちょっと待った! 知っておくべき、悩ましい7つものトラブル(&対処法)

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iPhone 6/6 Plusには最新のiOS 8が搭載されています。しかし、ユーザーからの報告を聞くと、あまり調子は良く無さそうなんです。

iPhone6が曲がる… 衝撃の動画

ここでは、調子悪いとされるものの中から、特に深刻なトラブル。そして解決策があるものはそちらも合わせて紹介していきますね。

■iPhoneのWi-Fiが繋がりづらい場合の対処法

○「設定」→「一般」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット。その後Wi-Fiの接続設定をやりなおす。

iOS 8にアップデートしたiPhoneやiPhone 6/6 Plusで確認されている症状で、Wi-Fiが繋がりにくい。もしくは繋がっても速度が遅いというのです。

幸い僕の手元にあるiPhoneはこの症状を発症していませんが、この方法で直ったという報告もあるので紹介しておきますね。ネットワーク設定を一度消去し、クリアな状態にしてからWi-Fiへの接続設定を再び行なうという手順です。

この他のにも「Wi-Fiの暗号化方式をWEPからWPA2に変更する」や、「DHCPを使わずにIPアドレスを指定する」などの対応があります。しかし、これらはやや上級者向けの設定となり、ネットワークの知識が必要となるのであまりおすすめはできません。

■カメラロールの過去の写真がなくなった…。

○「写真」ビューからチェックできる

iOS 8の写真アプリは、「カメラロール」がなくなっています。これまで撮影した写真がなくなっていた! とびっくりする人もいますが、「カメラロール」という区分方法が廃止されただけで、「写真」ビューの「モーメント「コレクション」「年別」といった表示にすると、ちゃんと撮影した写真がiPhoneに残っていることを確認できると思います。

また、iCloud上の写真も区分けが廃止されて、こちらでチェックする方式となりました。

■格安SIMが使えなくなった!

KDDIのネットワーク網を使った格安のMVNO SIMサービス「mineo」でトラブルが起こっています。なんとiPhone 6/6 Plusをはじめ、iOS 8を搭載しているiPhoneやiPadでネットワーク接続ができなくなるという深刻なものです。

現在まで具体的な解決方法は見つかっていないため、mineoではサポートページで、iOS 8へのアップデートを控えように呼びかけています。iPhone 6/6 Plusですと初期OSがすでにiOS 8なので、現段階では完全に手詰まりです。ご注意ください。

■iCloud Driveは今はまだ使わないほうがいい

iCloudに新機能「iCloud Drive」が追加されました。

これはMacや他のiOSデバイスとの連携を改善し、さまざまなファイルを保存できるオンラインストレージとしての機能が強化されています。これを有効化するには、「設定」→「iCloud」→「iCloud Drive」→「iCloud Drive にアップグレード」とタップすればOK。でも、ちょっと待ってください。

iCloud Driveが利用できる環境はiOS 8かOS X Yosemite(今秋リリース予定)に限られるんです。そのためiCloud Driveにアップデートしてしまうと、これまで利用していたiCloudを使ったファイルの同期などが失敗するという報告もあります。ゆえに、いまはまだ慎重になったほうが良いでしょう。

手持ちのiOSデバイスを全てiOS 8にアップデートしたくないのであれば、現状維持が推奨です。また、Macユーザーは少なくとも正式にOS X Yosemiteのリリースを待っても遅くは無いはずです。

■曲がる

iPhone 6 Plusの薄型、大型のボディは力を入れるだけで曲がってしまうというのです。この曲がりやすい問題は、「ズボンポケットにいれてたら曲がった」という報告から始まったようです。YouTubeに投稿された「iPhone 6 Plus Bend Test」という動画では実際に
手でギュッと折り曲げている様子が収められており物議を呼んでいます。たしかに曲がっている。いや、曲げている。

なお、この問題に対し、Apple側としては普段使いでは曲がるようなことは少ない。と述べており、不具合や設計上の問題ではないとしています。それを証明するように、一部のメディアに向けてiPhoneのテストラボを公開しました。

さまざまな拷問を受けるiPhoneたちの姿が映し出されていますが、約25kgの荷重を加えても、iPhoneはしなるだけで折れ曲がることはありませんでした。

またConsumer Reportsでも同様の実験を行なっています。こちらはどのくらいの荷重をかけると折れるか? というもの。iPhone 6/6 Plusを筆頭にさまざまなスマホに対し、インストロン圧縮試験機を用いてしっかりと計測したデータを発表しています。

最も負荷に弱かったのは意外にもiPhoneではなく、HTC Oneだったようです。また、iPhone 6の方が6 Plusより強度が低いのも意外でした。

計測によりますと、iPhone 6の変形がはじまるのは70ポンドで、6 Plusは90ポンド。たしかにiPhone 5よりも柔らかくはなっているようです。しかし、この数値がどのくらいの力なのか? というと、動画の終わりの方では80ポンドで束ねた鉛筆4本を折れるくらいの力だと言っていますね。

手で鉛筆4本折れたら、結構な怪力な部類に入るかもしれません。やはり意図的に折ろうと力を加えない限りは大丈夫そうですね。故意に曲げようとしたら曲がってしまうのは至極当然です。なので、「曲がる」じゃなくて「曲げられる」が正解。

これが頑丈さをウリにしている端末なら大騒ぎすることかと思いますが、iPhoneはそういうものではありません。現在では鬼の首を取ったかのように「曲がる!」「iPhone曲がる!」とか騒がれていますが、大きくなったので、取り扱いには注意しましょうね。くらいの話しで良いと思うんですけどね。

[参考]Re/code Consumer Reports

■おサイフケータイが使えない!

NFCに対応して支払いが可能になる。たしかにこれは本当です。しかしAppleが用意したのは「Apple Pay」という独自規格で、米国のほんの一部のショップしか対応を発表していません。すなわち、国内で馴染みの多い「モバイルSuica」などは一切利用できないんです。

今後の考えうる方向性は2つあります。ひとつは国内にApple Payが広まるという可能性。しかし、可能性は非常に薄いところ。わざわざiPhoneユーザーのためだけに、独自の決済システムを導入するというのは見合いません。

もうひとつが、iPhone側が国内のおサイフケータイ規格へ対応するという可能性。絶対に無いとは言い切れないのですが、こちらの方が可能性は薄いと思います。ユーザーからすれば便利で嬉しい限りなのですが、Appleからすれば、せっかく自社で用意した独自の支払いシステムを放棄することになるため、ほぼありえない選択肢であると言えるでしょう。

iPhone 6/6 Plusは、これまでのiPhoneと同じく、支払い機能は無いと思ってもらって良いかと思います(対応店は少ないものの、Passbookは使えますけどね)。

■iOS 8のバージョンアップはまだ見送った方が正解!?

現在公開されているiOS 8.0.2では、Wi-Fi繋がりづらい問題をはじめ、初期iOS 8にあったバグが解消されています。

「よかった! アップデートしよう」って素直に行きたいところですが、まだ様子を見たほうが良いのかもしれません。実はiOS 8.0.1ですごく大きなトラブルがあったばかりで、それが完全に直っていないという報告もあるんです。

1.iOS 8登場、公開されてから多数のバグ報告があがってくる
2.Apple、バグを潰したiOS 8.0.1を公開するも、モバイルネットワークに繋がらない&Touch IDが利用できなくなる新たなバグが発生!
3.8.0.1公開から1時間で急遽アップデートを取り下げる。エライコッチャ、エライコッチャ。
4.8.0.1での新たに発生した不具合を修正したiOS 8.0.2を急ピッチで作成、公開。
5.いや、iOS 8.0.2入れたけど、ごく一部で8.0.1の不具合が再び発生?(←イマココ)

経緯をざっくり解説するとこんな感じ。
本来ならば8.0.2で修正されたはずのネットワーク接続の不具合、Touch IDが利用できない不具合が引き続き残っているという報告があるんですよね。その報告数は本当に少ないので、個体差や設定の違いなどのごく一部の状況で起こる可能性がある。というレベルのようですが、少なからず不具合報告がある以上、慎重にならざるを得ません。

現状問題なく使えているのであれば、iOS 8.0.2へのアップデートはもう少し様子を見ましょう。

なお、すでにアップデートしちゃって不具合にあたってしまった人は向けに、AppleがiOS 8に戻る手順を公開しています。

・http://support.apple.com/kb/HT6487?viewlocale=ja_JP

[日本語訳]

1.PC/MacのiTunesを最新版にする
2.「設定 > iCloud > iPhoneを探す」をオフ(手順にはありませんが推奨)
3.iPhoneをiTunesに接続
4.iPhoneのバックアップをiTunesに作成
5.iPhone6用、もしくはiPhone 6 Plus用の対応するファイルをダウンロード
6.MacはOptionキーを押しながら、WindowsはShiftキーを押しながら「アップデートを確認」をクリック
7.ダウンロードした「iOS 8.0」のファイルを選択してアップデート

となるようです。どうしても戻したい方はこちらの手順をどうぞ。

■iPhone6、いつ買えばいい?

いくつか代表的な不具合を紹介しましたが、シリーズが新しくなっただけあって、深刻な不具合も多いイメージですね。現状辛いからアップデートでなんとかしてほしいところですが、そのアップデートも混乱中! と、やや頼りない状態です。

そのため、すぐに飛びつくのではなく、「待ち」を打つというのも選択肢のひとつとしてアリなんじゃないでしょうか。現状ですとまだまだ品薄なようですし、入手難易度もかなり高め。きっともう1〜2ヶ月ほど待てば、在庫も潤沢になり、Apple側でもちゃんとした対応が進んでいて、快適に使い始められるはずです。

もちろん、「今欲しい!」というのもわかりますけどね。でも、その場合は、トラブルも含めて楽しんでいくという空元気も必要なのかもしれません。