世界がどんな形をしているかは、地球儀や世界地図を見なくてもなんとなく頭に入っているものですが、ではそれを描いてみろと言われたら、見ながらでさえ難しいものです。

何も見ずに記憶だけで板書する先生がいました。そのすばらしい出来栄えをご覧ください。

 

1.

上のほうから描き始めよう。


2.

ええと、ここは? 見覚えのある海岸線ですね。


3.

オーストラリアやインドを超えてヨーロッパへ。


4.

シベリアへ戻ってきて、ユーラシア大陸とオセアニアが出来上がり。


5.
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アフリカも足され、大西洋を越えてアメリカ大陸へ。


6.
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内陸も付け足して……


7.
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両端に地球のカーブを入れたら


8.
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ほら出来上がり。

これはすばらしい!

何も見ずにフリーハンドでこれだけ正確に描けるのは才能ですね。生徒たちも見ているだけで楽しいのではないでしょうか。

これを見て驚きのコメントがいろいろ上がっていました。

●歴史シミュレーションの熱狂的なゲーマーとしては、これは簡単だ。

↑自分も歴史はそこで学んだ。どうやってデンマークが何世紀も支配していたかなど。

↑スペインによるシベリアの植民地化も忘れちゃダメだぞ。

●フランケンもアメリカの50州を何も見ずにかけるぞ。
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Senator Al Franken draws map of USA - YouTube

↑それを見た幾人かは、絶対に「うちの州を間違ってるじゃないか、でも他の州はうまく描けてる」と思ったはずだ。

↑コロラドに住んでいるが、それについては正しい。大きな長方形をしている。

●ニューファンドランド島を忘れられている。

●うるさいこと言う男にはなりたくないが、ニュージーランドが北にありすぎる。

●これは映画のシーンなんだ。リアルじゃないんだ。

↑いや映画じゃないよ。それ、うちの高校だもの。

↑もう誰を信じていいかわからない。

●うちの先生も、授業に飽きたらこれをよくやっていた。その先生は国境も描いていた。

●これはすごいと思うが、授業中に描いても役立つかどうかはちょっと疑問だ。


詳細はともかく、とりあえずこの量の地図をすっと描けることはすごいと思います。

直接的には役に立たなくても、興味を持ってもらえそうですね。

Drawing the world map from memory.

【「この先生は、何も見ずに世界地図を黒板に再現する…」感心されていた授業風景】を全て見る